ロンドン生活&音楽日記 vol.11

  • 2008.10.21 Tuesday
  • 18:59
ロンドン生活&音楽日記 vol.11

* この日記は2006年6月から2007年9月に帰国までの15ヶ月間、Mihoが、Londonを拠点に音楽活動していたときに書いたものです。vol.1からお読み下さいね!

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夏の旅の続き” パワフルストリートミュージシャン”そして”WOMAD Festival’’

2006年12月30日16:54
Healing field gathering を後にして、そこで知り合ったPaul と彼の女友達と共に、Oxford へと向かう。名高きオックスフォード大学のある学園都市。車中で、口数の少ないPaulが、急にある話題に喰らいついてきた。その話題は舞踏。私のほうはあまり詳しくはないが、何回か日本で前衛舞踏のダンサーと音楽で共演したことがある。そういう舞踏は日本が発祥で、とても尊敬しているといっていたでもイギリスではまだまだ受け入れられることに時間がかかっているといっている。彼はOxfordにて、前衛舞踏のグループに入って活動をしているダンサーだった。全身を白く塗りたくりあらゆる表現を体全身で表現していく。観る人の好みがばっさり2つに分かれてしまうくらいのインパクトある舞踏だと思う。私は好き!人間の表現のすごさを感じる。。そんな舞踏を、こちらとしては海外のほうに渡り受け入れられていると思っているんだけど。。。その変どうなんでしょうね?詳しい方。。とにかく私が日本人でしかもマニアックな世界に少し関係していたことがとてもうれしかったらしい。次回は即興で、踊りと音でセッションしてみよう!なんて話しながらあっという間にOxfordへ到着。そこの”路上”にてまたまた音楽観を覆すいい出会いがあった。約2週間の野外生活の帰省途中、ひょんなことからやってきたOxford。重いテントやら楽器、寝袋一式をひきずって華やかなメインストリート
に繰り*出す私。せっかくOxfordに寄れたんだもの。ちょっと寄り道しなくっちゃもったいない!ストリートにはたくさんのストリートミュージシャン(バスカー)達が演奏している。と、ひとりのすごいミュージシャンと遭遇したた。アメリカから3年連続で、イギリスに夏の間やってきては路上で演奏活動をしているというChristopherはデイジュリドゥーを手放しで吹きながら太鼓をたたき足でベース、またはどらを鳴らし、音の隙間にクリスタルボールなどを鳴らしたり、たった一人で何役もこなし演奏していた。しかもどのパートもうまいし、セッティングも完璧!音色も、パワーもあるし一度聞いたら離れられなくなるくらい音が生き生きとしている!この人只者ではない!打ち解けて話をしていくうちに一緒に音を出すことになった。すごいパワフルなミュージシャン。。見た感じ40代真ん中から後半って感じだけど、、。こういう人がまだまだストリートにいるんだなー。しかもしっかり地元に溶け込んでいて数多くの通行人が、今日はどうだい?とか、話しかけてくるし、しっかり町でデイジュリドゥーの個人教授もオーガナイズしている彼。すばらしい!彼からまたバスカー裏情報など聞き出して一緒にストリートを離れることになったが、これまたすごい!自転車のの両脇にデジュリドゥーを括り付けリュックにひょうたんでできた楽器を入れ、、、荷台に皿に重い楽器をくくりつけゴザを巻きつけ帰りの準備が整う。すごいミュージシャンは演奏だけでなく、いかに自分が楽に、工夫していろんなセッティングや、演奏ができるようにするかってことにも本当に気を配っている。プロフィールやCDの並べ方、自分をプロデュースする事うまいな。。。特にアメリカ人、さすがです。その辺の押しが強い!学ぶべきことあるなあ。。そういうところ、私ぜんぜんだめだ。。でも、これからの活動のためにすごくいい出会いだった。一人でも演奏していける。。工夫第一!

【ああ、あこがれWOMAD Festival】

2週間のキャンプ生活も終えLondonのフラットに帰ってきた私。でも次の出発はあさって7月26日(水)の夜中。今度はイスラエル人の友人Gonenの手作りデイジュリドゥーやインドで仕入れた雑貨などの出店の手伝い。ちゃんとバイト代出してくれるし、なんといっても憧れのワールドミュージックのフェスティバル、WOMAD Festivalに出店者として入り込むことができる!
Gonenとは7月最初のフェスティバル、QUEST2006で、知り合った。何回か彼の店で遊んでいるうちに、彼ので店を手伝ったり、する代わりにいろいろディジュリドゥーの奏法を伝授してもらったりして、すっかり兄弟のようになってしまった。とてもハートのある人。常にいろんなことを、食べ物を、、いろいろシェアする精神の持ち主。彼の周りにはいつも暖かい人々でいっぱい。子供も大人もみんな彼のジョークに笑い、みんなで食事をシェアしたり、セッションやったり、、彼からいろんなことを学んだ。
私も手伝っているうちにデジュリドゥーも演奏できるようになってきた。なんか、新しい道が開けたかんじ!帰国したら早速KURIの曲にもディジュリドゥーいれよっ。これからもっともっとやっていきたいももののひとつになった。
これから5日間、WOMAD Festivalで、がんばっていろんなもの売るぞー!

【真夜中のDun Dun Beat、、参った。。】

この会場での4泊のうちひとつだけ本当に参ってしまったものがある。。それは隣のグアーナ売りの店の爆音ビート。お隣さんの客層、なんかちょっと違うんだよな。。腕にたくさんの刺青、、、スキンヘッドだったりもして、悪い人たちではないんだけど、毎晩夜12時を超えたくらいから朝に掛けて爆音ビートがうねりを上げる。ちょっとは注意してよと、Gonenもいいに言ったものあんまりいうのもなんだし、、、と、我慢したけど、グアーナって、自然の薬草からとった強壮剤なんだけど日本で言ったらユンケルみたいなもんかなな?元気ないときに呑んだり、徹夜しなきゃいけないときとかにもすごい効果らしい。(、、、、、でしょうねえ、、出なきゃあんなに真夜中うるさくないもの。)まあ、それ売ってる店が隣だったけど、まいった。ホントにハイになってるよ。音楽のボリュームも深夜になるにしたがってぐいぐい大きくなってくる。なんか、自然じゃあないな、、こんなのってさ。今まで自然志向のフェスティバルばかり出ていたから余計にそう思うのだろうけど、WOMAD,すばらしい音楽フェスティバルだけど、すごいたくさんの一般業者がはいってきているしもっとお金お金!ってかんじするなあ。。これが普通なのかもしれないけど、、。まあ、巨大なフェスティバルだからむずかしいね。

【人種差別人、現れる】
何日かして、うちの敷地内で一緒に店をやっているラムナットって言うアクセサリーとカイト(凧)売るおじさんと、WOMADの関係者の間ですごい事が起こった。
ラムナットって言うおじさんも最近めったに会うことないようなぴりぴり神経質でへんな人なんだけどそれでもこの2者では完全に相手方がひどすぎる。
その相手方、去年も同じことをラムナットにしたらしいんだけど、イスラエル人差別見たいのをしてるみたいで
わざわざイスラエル人さがして”Fu....K イスラエル”とかひどい人種差別の言葉とか言っちゃうの。一度ならず今年も登場したその相手方。しかもフェスティバルの関係者。。この激怒はすごかったもう、みんな怒りに体が震えていて、あのGonenですら、、。私も息を飲んでしまった。WOMAD自体、ワールドミュージックのお祭りなんだから
いろんな人種を否定することはこのお祭り自体を否定することになる、こういうことは2度とあってはならない。すばらしかったのがすぐさま、フェステイバル側が対処に来たことだった。しっかりラムナットの怒りを受け止めていた。
それにしても、音楽のほうはそんなこととは裏腹にあらゆる世界の音楽がボーダーを終えて交錯していた。音楽ってすごいなあ。そしてすごいレベルの高さ!!すごい音楽芸術の祭典!お客さんたちもいろんな国のいろんな融合した音楽に魅了されていった。こういういろんな民族の音楽を通しての融合、私も小さい歩みをし続けたいと心から思う。

【30日からはがらりと変わりツアーガイドのバイトが待っているぞ!】

かたぎのバイトです。しっかりした身なりでいかなくちゃ。日本人の3人のおばさまたちのイギリス行きの旅行のお手伝いをする単発バイトが知り合い筋から入ってきていたのである。
30日、WOMADからLondonに朝帰り。ささっとシャワーを浴びて気持ちを入れ替え!今日から約3日間、彼女達の観光のお世話をするのです。私にできるかな?
おば様たちをヒースローに迎えに行き、ホテルまでお連れする。そしていろんな場所をご案内。とても温かい方達だった。なんか自分の母親のようなかんじ。一緒にいてとてもリラックス。それに純真。3日間お世話させていただいて、日本の母達に確実に変化がきてるのかもって思った。おば様たちは60代。今までずっとだんな様に尽くして子育てもして、、という典型的な日本社会にどっしりいた方達。でも今彼女達が口々にいうには”これからは自分達のために楽しむし、人生後半戦、やりたいことをいろいろやっていきたい”と、、。私もいろんな生の話を彼女たちから聞いていろいろよかった。私のやりたいことや、今の現状なんかも聞いたり話したり、、どんどん打ち解けていった。本当にこの3日間は3人の母親に見守られているような感覚になっていた。日本のお母さん達、優しい思いやりに満ちたお母さん達。。最後、列車でエクセターに旅立つため、駅で見送り、大きく手を振る。ずっとずっと手を振り続けてくれるお母さん達!いいなあ、日本の母!なんか、帰り道、寂しいような気の抜けたような感じになってちよっと涙ぐんでしまった。

   
こうして7月はあっという間に過ぎ去り、8月に突入です。8月はすぐにまた3日よりBig Green Gatherring というイベントに音楽演奏で参加。いろんな珍道中、そして新しい出会いがまだまだ待っているのでありました. 毎回なにかドラマが展開。自分でも笑ってしまう今回の旅。。。
                                   次回につづく     
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